第6回 未来を左右する「分かれ道」

こんにちは、CDI杉本です。

今回は、これまで集めた予兆情報を使い、未来を左右する「分かれ道」を作ります。



まず、下の図をみてください。

縦軸が「潜在的な影響の大きさ」、横軸に「不確実さ」です。

影響の大きさとは、あなたの会社、事業への影響度が、高いか低いかです。

不確実さは、左方向はすでに決まっていること、

右にいけばいくほど不確実ではあるが、あり得るかもしれない未来です。

 

シナリオ・プランニングでは、右上の「決定的な不確実の要素」にプロットされる予兆情報を拾いあげます。

というのも、あり得るかもしれない未来に対して、

「このように対応したから、わが社は成功したのだ!」

と言えるように、準備をしよう!というのが目的だからです。

 

左側の「すでに決められている要素」は余程のことが無い限り

動かしようのない未来、例えば少子高齢化による人口問題や世界的な脱炭素社会への流れなどです。

わかっている、見えている未来なのですから、その影響度が大きいのであれば

今すぐ(もう)手を打っているはずです。

 

中期計画などは短期計画とは違い、その先の「あり得るかもしれない」不確実な未来に対して、どのように準備すべきか、対応するべきか、を考えるのです。

 

例として、住宅業界の予兆情報をプロットしてみました。

赤い字は、すでに決められている要素です。

白い字は、不確実な要素です。

ひとり世帯が増えるかどうか、不確実性は低いですが、

事業への影響は見逃せないので採用することにします。

 

決定的不確実の要素にプロットされた予兆情報を取り出し、

両矢印の軸の名前として付け、

それが、進むのか、進まないのか、増えるのか、増えないのかなどで左右にわけます。

これが、未来を左右する「分かれ道」で、

この分かれ道がきちんと納得できるものかどうかで

この先のワークが決まってしまいます。

 

この不確実の要素の軸を2×2にして4つの事象を作ります。

2×2のマトリックスのやり方は次回にしますが、

ここまで簡単に述べましたが、ワークショップでは

プロットするまでに持ち寄った要素である予兆情報を集約、意味化するために

KJ法を使ったり、たくさんのディスカッションが必要となります。

 

 

できれば、そのディスカッションには社内の人だけでなく、

第三者的な視点で疑問等を投げてくれる人に参加を依頼されると良いと思います。

次回は「マトリックスからのシナリオづくり」です。

 

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